札幌のbar beis[ベイス]

顧問より
旧校舎 と 新校舎(2014 年秋〜)
現在の学校
 55 年間(全53 期)の歴史を刻んだ「北海道札幌開成高等学校」は、札幌市中高一貫教育校設置基本構想で改編対象校に指定され、校名を「市立札幌開成中等教育学校」として 2015 年(平成 27 年)4月に開校し、新たな歩みをはじめています。その構想の中で、育てたい生徒像を「6年間の連続した学びを生かして、札幌で学んだというアイデンティティを持ちながら、将来の札幌や日本を支え国際社会で活躍する、知・徳・体のバランスのとれた『自立した札幌人』」と掲げ、国際バカロレア(International Baccalaureate)*1 の教育プログラムを導入し、課題探究的な学習に日々取り組んでいます。校章は変わりましたが、校訓「山アリ 空アリ 大地アリ 永遠を知れ」は継承され、開成の伝統を受け継いでいます。
部活動
 本校は、札幌市における課題探究学習のモデル校として、生徒たちへは調査研究に向かうための十分な時間を確保し、また、教職員は国際バカロレアの理解と教育実践に関する研修に努めるため、すべての部活動は週4日の活動と定められています。
 今年度は、軟式野球部19 名(中学生)、硬式野球部15 名(高校生)で活動を行っています。昨今の戦績は満足のいくものではありませんが、限られた時間と既存の施設の中で、勝利に向けてチャレンジを続けています。学校改編時に、全学年4学級(定員 男子 80 名・女子 80 名)となり部員確保が厳しい状況にありますが、顧問一同研鑽を深め、「勉強と野球」で支持される学校を目指してまいります。

 以下に、去る 11 月 10 日の臨時総会で報告いたしましたスライド資料の一部を掲載します。

顧問より
 母校の監督を仰せつかり 10 年が経ちました。その間、大橋前会長様、澤田現会長様をはじめOB会の皆様から用具等のご支援を賜り、この場をお借りして御礼を申し上げます。
 また、昨年 11 月の臨時総会では、学校や部活動の現状を報告させていただく機会をいただきました。会員の皆様のご理解のもと活動させていただく意義を改めて感じた一日でした。
 今春卒業する現6年生(高3)は、野球部の 50 期生にあたります。歴史と伝統を噛みしめながら日々活動をしてまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

硬式野球部監督 前多 隆志 (開成26 期/野球部20 期)
(報告) 部長 澤谷 明憲 (開成26 期/野球部20 期)

*1 国際バカロレア機構(本部:スイス ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。1968年、インターナショナルスクールで学ぶ生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施しています。